適度に散らかっていた方が居心地がいい

ホテルのように無駄がなくスッキリ整頓された部屋は、一見して気持ちがいいものですが、はたして居心地がいいかどうかというとそうでもない。居心地のいい部屋のキーワードはそこで「くつろげるかどうか」だと思うのです。人は誰でもくつろいでいるときは柔らかいソファに身を沈めていたり、足を投げ出していたり、自分の手の届く範囲に必要なものを集めていたり。日本人ならこたつの居心地の良さを知っているからこたつがあるだけでくつろいだ気分になれるでしょう。居心地のいい部屋は、じつは少しだらしない。無造作に好きな本が積み上げてあったり、趣味のアイテムがあちこちに散りばめてあったり、座り心地のいいソファやつい寝そべりたくなるこたつがあったり。しかもできれば新品ではなく生活に馴染んだ、適度に使い込まれたアイテムで構成されていればもっといい。ともすると雑然として見えるこんな空間を上手におしゃれにまとめるのがイギリス人です。適度に散らかり、適度に人の気配があり、使い込まれた時間を感じさせ、それでいて全体としてみればセンスよくまとまっている。見た目も居心地も、両方を兼ね備えた部屋づくりには上級者のおしゃれセンスが必要なんですね。

車の中こそ快適にしたいと考えます。車の中こそ自分だけの空間を作り上げたいです。カーオーディオをまず揃えます。デットニングで密閉性を高めて音質環境向上します。